前回記事>>簡単5分でできる!夫の靴のお手入れ方法
前回、靴の磨き方を書きましたが
今回は革製品のお手入れ方法を書きたいと思います!
お手入れするのは『革財布』です
きっとお財布は誰もがお気に入りの一つを使っているかと思いますが、我が家もお気に入りの財布を長年使っています。
夫のお財布はしっかりとした牛革でもうすぐ10年、
私のお財布は柔らかい羊革で8年くらいになります。
そこそこ値段もしましたし、何よりお気に入りのデザインなので、たまにお手入れをしつつ愛用しているのです。
このお手入れ方法は革財布以外にも、革のかばん、革のカードケース等、色々な革製品に使えるので、もし革のお手入れをしてみたい方は参考にしてみてください!
革製品(革財布)のお手入れ方法
革製品のお手入れ方法は革靴のお手入れよりも随分と簡単です!
たったのこれだけなのです。
でも大事なことを忘れてはいけません!
一番目にすることはこちら
革製品のお手入れ方法① 中身を空っぽにする
まずはお手入れするお財布や鞄の中身を全て抜きます。
お金やカードはもちろん、年始に引いたお御籤なんかも綺麗さっぱり抜いてください
革製品のお手入れ方法② 汚れを落とす
革用リムーバーをクロスに付けて汚れを落としていきます。
革はデリケートなので、革専用のリムーバー(汚れ落とし)を使って汚れを拭きとっていきます。
お財布の隅々まで優しく丁寧に汚れを拭きとります。
定期的にお手入れをしていると表面はそこまで汚れが貯まりません。
四半期に一回くらいのお手入れですが、表面の汚れはコレくらいです↓
汚れが酷いのは小銭ケースの部分。
毎度クロスが真っ黒になります!
上記は男性のお財布の場合です。
女性のお財布は表面から汚れがたまります。
お化粧をした手でお財布を触るからでしょうか…(お化粧後手も洗うのですが…)
適度にお手入れをしていても毎回これくらい↓は汚れがたまっています。
妹の手入れされていない財布を磨いた時には汚れが落ち切らないくらいに真っ黒になったものです。
女性は特にお財布の汚れを落とすべきなのかもしれませんね!
革製品のお手入れ方法③ クリームをつける
革製品のお手入れはこれが最後の項目です。
革にクリームをつけていきます。
クリームには革に必要な油分と栄養が含まれています。
これを付けると生き返ったように革がふっくらして艶がでます!
クリームの色はニュートラル(無色)のものを使います。
クリームはクロスに付けて伸ばしてもいいのですが、お財布くらいの小物だったら手で伸ばす方が良いようです。
これは革靴屋さんに教えてもらったのですが、
手で伸ばした方が手の油も合わさってより良いんですって!
お財布を見ればわかると思うのですが、手に触れる表面の方が艶が出ていますよね?
実は手の油って革にとって良いものだそうですよ!
これで革のお手入れは完了です!
簡単だったでしょう?
革財布たちもふっくらと艶が出て良い感じに仕上がりました!
革製品のお手入れの頻度は最低でも四半期に一度
ではこのお手入れをどれくらいの頻度でするのがベストなのかと言うと…
革製品のお手入れは多ければ多い方が良いです。
できるなら一か月に一度すればより革の良い状態を保てます。
ですが…さすがに革の手入れが好きな私でも一か月に一度もできません。
なので四半期に一度はお手入れをするようにしています。
あんまり長くお手入れをしないと革も目に見えてダメージを喰らいますので、せめて季節が変わる頃に一度。
革にとって汚れと乾燥は天敵!
何故できるだけ細かくお手入れをした方が良いのかというと、
革は汚れと乾燥に弱いからです。
特に革財布は冬場の乾燥で痛みます。
乾燥で表面がガサガサしてきて、そこから傷になるのです。
プリントものだと色褪せたりもします。
なので特に冬場はクリームだけでもこまめに塗る方がいいのです。
革製品のお手入れ道具
こちらが革靴のお手入れに必要な道具はたったの3つです。
リムーバーとクリームは革専用のものが必要ですが、クロスは家にある目が細かいものであれば何でも大丈夫です!(我が家は激落ちくんタオルを使っています)
・革用リムーバー(革の汚れ落とし)
リキッドタイプや泡タイプなどありますが、革用のものであれば何タイプでも大丈夫です。
・革用クリーム
小物でしたら革用のクリームはニュートラル(無色)が1つあれば十分です。無色が1つあればどんな革にでも使えます!
革財布の小話:ルイヴィトンの革財布はやっぱり良かった
こうやってお手入れで革と向き合うと素人でも多少は革の良しあしが少しわかるものです。
冒頭にも書いたとおり、
夫のお財布はしっかりとした牛革でもうすぐ10年
私のお財布は柔らかい羊革で8年くらいになります。
ブランドはというと、
夫は『LOUIS VUITTON』のビジネスライクな『タイガ』という柄の牛革財布を使っています。
私は『GIVENSHY』のプリントが入った羊革の財布です。コレクションで出ていた大好きな花柄でこの時期は良く店舗に行ってこの花柄を見に行ったものです。
この財布の細部までお見せします。
財布の細部を覗いてみるとわかること
先にジバンシーを見てみましょう。
このお財布は女性の手にも馴染む柔らかい羊側で、更には財布全体が薄いのも良い。とにかくお気に入りのお財布ですが、
中の中はというと…仕切りの部分には化繊の布を使っているのがわかります。
これがダメだと言うわけではないのですが…
お次にルイヴィトンの財布の細部を見てみましょう。
ルイヴィトンの内側には何を使っているかというと…薄い革なのです!
画像は仕切り部分で表の革と裏の薄い革を張り合わせているようですが、もちろん各カード差し込み部分の仕切りも同様に薄い革が使われています。
ご覧の通り、ルイヴィトンの財布には文字通り全てに革が使われているのです。
全体的にかなり薄い財布なのに全てが革なのです!
10年後のルイヴィトンの財布と8年後のジバンシーの財布の痛み具合は
では時が経った財布はどれくらい痛んだのか見てみましょう。
こちらが8年経った後のジバンシーの財布の痛み具合です。
表面・内側とも綺麗な部分は多いのですが…角の部分はどうしても痛みと傷が目立ってしまうようになりました。
ではお次に10年経ったルイヴィトンの財布です。
同様にこちらが角の部分です。
どうでしょう、角の先の部分はもちろんダメージこそ受けていますが、痛みは最小と言えますよね。
更にカードの差し込み部分はこんな感じです。
もちろん所々は白く禿げている個所もあるのですが…
これが10年使用した財布に見えますか??
カードの形に浮き上がっていたり、角に丸みがついていたりと使用感はあるものの、まだまだ綺麗な上に更に10年は使えそうなのです!
私の財布もお気に入りなのであまり悪い見本で出したくもないのですが、この夫の財布と比べてしまうとどうにもルイヴィトンの革の良さが目立ってしまう。
手入れをしていると
「あぁこれがルイヴィトンの革か」
と革の丈夫さが手と目を伝ってくるのです。
まとめ
以上、意外と簡単な革のお手入れ方法と、やはり良かったルイヴィトンの革財布のお話でした。
革は生きていますし、手入れをしなければ痛んでしんでしまいます。
特にお財布は誰だってお気に入りの一つを持っているものかと思うので是非お手入れをしてみてください。
長く綺麗な革を保ってくれますよ~