盲腸にかかって入院&手術したら費用が16万円だった!アイタタタ~
なんてことを前回書きましたが、なんと…
高額療養費制度でめちゃくちゃお金返ってきました!
しかも…
予想以上の返金があって実費がなんと3万円台でした!!
と言うことで今回は▼こんな感じでまとめましたので是非参考にしてみてください!
- 高額療養費制度についてざっくりおさらい
- 盲腸でかかった入院&手術費
- 高額療養費制度で返ってきた金額
- 高額療養費制度の手続き
盲腸の入院&手術費用
高額医療費の返金額
高額療養費制度は国民健康保険もしくは健康保険を収めていれば誰でも適用される有難い制度!
ですが「高額療養費制度の名前は聞いたことがあるけど、内容がわかり辛い!」と言う方も多いと思います!
まずは高額療養費制度について簡単におさらいしてみましょう!
高額療養費制度とは?
『高額療養費制度とは?』を4コマ漫画で解説してみました▼ 既にご存じの方は飛ばしてください!
高額療養費制度とは『高額な医療費がかかった時でも上限を設けて負担を抑えてくれる制度』!
私たちは国民保険に義務で加入しているので、医療費の自己負担は3割ですが… 高額だった場合に自己負担の上限額があるのです!※但し申請しないと適応されない場合がある。
その上限額は所得によって変わりますが、多くの方は『ウ』もしくは『エ』に該当するかと思います。(私のような専業主婦で扶養に入っている場合は夫の収入で見る!)
我が家の場合は『ウ』に該当するので、80,100円プラス自己負担分を超えた部分が返金されるという仕組みです!
★ウの場合の自己負担額
80,100円+(総医療費-267,000円)×1%
これだけ見ても、いくら返ってくるか?ハテナ?だと思うので実際に私が払った入院&手術費で見てみましょう!
盲腸の入院&手術費用
実際にかかった金額は 160,920円
(盲腸の手術代/5泊の入院代/食事代/食事自己負担代 4,410円)
※詳細は▼こちらで書いています
自己負担になる金額
実際にかかった金額は160,920円でしたが一部自己負担になるものがあります。
▼私の場合は右側の『食事代 4,140円』が自己負担額です!
- 入院中の食事は全額自己負担 (一食400~500円くらい)
- 個室などを使った場合は全額自己負担
今回の私の場合だと、高額療養費制度は食事代を引いた『自己負担額①部分 156,780円』が対象になります。
高額療養費制度の返金額
それでは返金される金額を実際に計算してみます▼
・入院&手術費用160,920円 – 自己負担額4,140円 = ①156,780円
★ウの場合の数式:80,100円+(総医療費-267,000円)×1%
※総医療費の計算…(①156,780÷3割負担)×10=③総医療費522,600
・80,100円+ (③522,600-267,000円)×1%= ②82,656円
①156,780 – ②82,656=(74,124) 74,127円←返金額
数円の誤差が出ましたが… 実際に返金された金額は74,127円でした!
そして今回返金された分はこれだけではありませんでした!
嬉しい誤算がありました!
健保によっては更に返金がある!?
付加金・付加給付とは
『家族医療費付加金 52,600円』というものも返金されていました!。
どうやら会社で所属している健康保険組合によって『付加給付』というものがあるのだそうです!
付加給付とは、一ヶ月の医療費の自己負担額をそれぞれの健保で定め、それ以上は『付加給付』として返金するものだそうです!
有難すぎる!!!
健保組合は公にはできないですけど、この場合の自己負担額を計算するとこうなりました▼
★付加給付の自己負担額
30,000円+(医療費-267,000円)×1%=34,226円
今回の場合で計算すると34,226円以上は全額返ってくるという計算になりました…!
しかも恐らくこの場合の医療費って『食事医療負担額②』も込みだと思う…(計算した金額的に)
ご自身の健保にもこの付加給付があるか調べたい方は『健保名+付加給付』でググってみると出てくるんじゃないかと思います!
高額療養費制度+付加金
トータル返金額
計算式ばっかりで?ハテナ?な方もいるかもしれませんが…返金額を見ればこの2つの制度の素晴らしさがわかるかと思います!
・入院&手術費用請求金額 160,920円
・高額療養費制度返金額 -74,127円
・医療費付加金返金額 -52,600円
・返金後の手術費用実費 34,193円
任意保険ゼロでも生きていける…!と実感した瞬間でありました。笑
付加給付が出るのは大手会社の場合が多いようですが…それにしても高額療養費制度があるので病気数回分用に貯金100万円備えておけば十分なのでは!?
高額療養費制度の手続き
高額療養費制度を使う場合は申請が必要な場合があります!
▼こちらは全国健康保険協会の申請用紙等がありますので、こちらの保険組合の方はどうぞ!
健康保険高額療養費支給申請書 | 申請書のご案内 | 全国健康保険協会
ただ、会社の健保がこれとは違う場合があります!各保険協会を互角にください!
また、健康保険組合によっては申請が必要ない場合もあります!(夫の会社は申請がいりませんでした!)
なのでもし高額療養費制度を使う時になったら、一度会社の健保について詳しい人に尋ねるか、『健保名+高額療養費制度』でググってみると良いと思います◎!
夫の会社の場合は申請いらずで約2ヶ月後に返金のお便りがきて、その月のお給料日に返金額が振り込みになる仕組みでした!
高額療養費制度注意点
ここでは詳しく書きませんが、注意点として『月をまたいだ場合は不運』というものがあります。笑
1つの病気で15万円かかっても『9月に7.5万円、10月に7.5万円』だと高額療養費制度は適応外になってしまうのです!
私も月末の入院だったのでヒヤヒヤしました!笑
その辺りの注意点については▼こちらの記事で詳しく書いているので読んでみてください!
高額医療費でも大丈夫!高額療養費制度があるから保険はいらない
まとめ
文字ばっかりでわかり辛かった部分もあるかとは思いますが…もし月の医療費が8万円を越えた場合は高額療養費制度をチェックしてみてください!
盲腸で入院した際に何日入院したかなどは▼コチラで詳しく書いているので合わせて読んでみてください!